トメレタは、「NTTドコモ」が運営する駐車場シェアリングサービスです。
首都圏や関西を中心に、1日単位もしくは1か月単位で駐車場を予約することができます。
また、空いている駐車場がある方は、オーナー登録してトメレタで貸し出せば、毎月副収入を得ることもできます。
トメレタの基本情報
基本情報(2020年9月時点)
運営会社 | 株式会社NTTドコモ |
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リリース | 2015年12月(2018年からドコモが運営) |
利用条件 | 18歳以上の免許取得者 |
利用ユーザー数 | 公開されていない(調査中) |
駐車場の登録数 | 全国に500カ所(2018年8月譲渡時の数値) |
主な地域 | 東京圏 |
利用者の支払い | クレジットカード払いのみ |
貸出単位 | ・1日単位 ・月極 |
予約のキャンセル | ・利用者側(前日まで無料でキャンセル可能) ・オーナー側(予約が入ってからは不可) |
利用者の保険加入 | 必須 |
最低振込額 | 3,000円以上(3,000円未満で申請する場合は手数料が発生) |
支払い時期 | 月末締め翌月末の自動払い |
システム手数料 | 売上の35% |
対応デバイス | パソコン、スマホ、タブレット |
トメレタの運営会社について
トメレタは、CPホールディングスの子会社である「株式会社シェアリングサービス」が提供していたサービスです。
2015年から運営していましたが、2018年7月にNTTドコモと資産譲渡契約が締結され、同年8月からNTTドコモが運営しています。
なお、NTTドコモは、2017年から「Peasy」を運営していますが、これに「トメレタ」を加えることで利用者の集約を図るようです。
因みに、Peasyのサービスと統合するわけでないので、それぞれの特徴を生かした別のサービスとして提供されています。
トメレタの特徴は
利用できる車両は駐車場ごとに決めっていて、オートバイも停めることができます。自転車が停めれる駐輪場はありません。
予約は1日単位から予約できます。また、月極駐車場もあるので、1か月単位で契約することも可能です。
トメレタの特徴
- 初期費用は無料
- 利用は1日単位で可能
- 月極駐車場も利用可能
- 前日までキャンセル無料
- 支払はクレカのみ
- アプリは非対応
キャンセルは前日まで無料ですが、当日は100%のキャンセル料が取られます。
支払いはクレジットカードのみ。アプリにはまだ対応していません。
トメレタのデメリット
トメレタのデメリットは、利用できる駐車場の数が少ないことです。
2018年の運営譲渡時に500拠点と発表されていますが、シェアトップの”akippa”は同時期に2万拠点を超えています(現在は39,000拠点)
運営がドコモになったとしても、そこから短期間でその差を埋めるのは難しいでしょう。
また、利用地域もほとんど東京圏と大阪の都心部がメインなので、地方の方は登録しても利用できる駐車場がほんんどないと思います。
Peasyとの違いは
ドコモ運営の駐車場予約サービスには、トメレタのほかに”Peasy(ピージー)”があります。
Peasyはドコモから開始されたサービスで、激安料金で30分前から駐車場をキープ(予約)できるのが特徴になっています。
Peasyの特徴
- 30分間無料でキープできる
- 激安料金で利用できる
- キャンセルは全て無料
キャンセル料は完全無料なので、行く途中に空いてる駐車場が見つかれば乗り換えることもできます。
都内の中心部でも”1時間100円”といった格安料金で利用できる駐車場が多いので、短時間の利用には特にオススメです。
トメレタとPeasyの比較
主な特徴 | トメレタ | Peasy |
利用時間 | 1日単位、月極 | 時間貸し |
予約時間 | 1か月前 | 30分前 |
予約のキャンセル | 当日のみ100% | 完全無料 |
主な地域 | 首都圏・大阪 | 首都圏・大阪 |
対応デバイス | パソコン、スマホ | スマホ |
アプリ | 非対応 | あり |
支払方法 | クレジットカード | クレジットカ川崎 |
どちらも東京圏と大阪の都心部以外は、利用できる駐車場が少ないので、地方の方にはオススメしません。
また、トメレタとPeasyは同じドコモ運営ですが、トメレタはWEBのみ、Peasyはアプリのみの対応になっています。
そのため、”トメレタ”と”Peasy”両方利用するには、それぞれに登録する必要があります。
駐車場の利用方法
トメレタを利用するには、無料のユーザー登録が必要です。ユーザー登録すれば、ネットから簡単に駐車場の予約ができるようになります。
トメレタ利用の流れ
- 仮登録する
- 本登録する
- 予約する
なお、本登録の際には、クレジットカード情報の登録も必要になります。
ここでは、トメレタの登録から利用までの手順について簡単に紹介していきます。
仮登録する
トメレタの公式サイトにアクセスして「新規会員登録」をクリックします。
「ニックネーム」と「メールアドレス」と入力したら、”利用規約”に同意して「登録」ボタンを押します。
入力したメールアドレスに”確認メール”が届くので、”認証URL”をクリックしてメール認証を完了します。
メール認証後は、パスワードの登録画面が表示されるので、パスワードを登録すれば仮登録は完了です。
本登録する
パスワードを登録すると、自動的に本登録画面に移行します。
本登録では「名前」や「性別」「電話番号」「住所」などの基本情報を登録します。
基本情報を登録したら「クレジットカード情報」と「車両ナンバー」を登録すれば本登録は完了です。
予約する
駐車場の検索は、「キーワード」と「利用日」「車両の種類」を選択して検索します。
キーワードには、”東京タワー”などのワードを入力すれば、その周辺の駐車場が地図上に表示されます。
予約のキャンセルは前日無料ですが、当日は100%のキャンセル料がかかります。予約後に駐車場を利用すれば、後日カードから駐車料金が引かれます。
トラブルや不明点があれば、トメレタに連絡すれば丁寧に対応してくれます。
駐車場を貸して収益を得るには
トメレタで駐車場を貸すには、マイページから「駐車場を貸す」をクリックして、駐車場の一覧画面を表示します。
そこから「駐車場所の追加」をクリックすれば、駐車場の登録ページが表示されます。
駐車場を登録する
登録画面では、「駐車場の場所」や「貸出方法」「貸出期間」「駐車料金」「車室情報」「駐車場の写真」などを登録します。
必要事項を全て入力したら、トメレタで審査が実施されます。
審査で問題なければオーナー登録は完了です。審査は2~5日程度かかります。
売上管理・振込申請
発生した売上は、発生月の月末までに集計され、マイページから報告されます。
売上から手数料の35%を引いた金額が3,000円を超えれば、発生月の翌月末に登録した口座に振り込まれます。
3,000円未満の場合でも、申請すれば振込み可能ですが、振込み手数料がかかります。
トメレタの記事まとめ
トメレタは、携帯電話で有名な”NTTドコモ”が運営する駐車場シェアリングサービスです。
駐車場の数は少ないですが、関東や大阪の都心部には多くの駐車場が登録されています。
東京や大阪に車で観光に行ったりするときには、事前予約で利用できるトメレタはとてもオススメだと思います。
運営もNTTドコモなので安心ですが、地方で利用したい場合は、全国に多くの駐車場がある”akippa”や”軒先パーキング”のほうがオススメです。
また、駐車場を貸す場合も、ユーザー数が多い”akippa”や”軒先パーキング”のほうが有利になります。
トメレタは、駐車場の数が少なく対象地域も狭いですが、今後に期待できるサービスです。
トメレタの基本情報(2020年9月調べ)
年齢制限 | 貸出タイプ | 料金設定 |
特になし | 1日・月極 | 貸出人が設定 |
リリース | 貸出手数料 | 最低支払額 |
2015年12月 | 売上の35% | 3,000円以上 |
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