くらしのマーケットは、日々の暮らしに関する様々な仕事を頼むことができるマッチングサービスです。
ハウスクリーニングから引っ越し、害虫駆除、リフォーム、写真撮影、イベント司会など、200種類以上の仕事を安く頼むことができます。
マッチングサービスなら、個人で出店することもできるので、個人でお店を開きたい方にもオススメです。
くらしのマーケットの基本情報
基本情報(2020年12月20日調べ)
運営会社 | みんなのマーケット株式会社 |
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サービス開始 | 2011年 |
利用条件 | 18歳以上 |
対応地域 | 全国47都道府県 |
カテゴリ | 200種類以上 |
手数料 | 購入者:無料 出品者:販売代金の20%+税 |
出店者数 | 40,000人以上 |
損害補償 | 最大1億円補償(火災や死傷事故による損害補償) |
一般的な保証 | 最大10万円(作業により機械が故障した場合などの保証) |
トラブル時のフォロー | なし(基本的に出店者と利用者の話し合いで解決。ただし、違反行為が発覚した場合などは運営側で対応) |
利用者数 | 40~50万人前後(推定) |
アプリ | あり(android、iPhone) |
くらしのマーケットの特徴は
くらしのマーケットは、自分のスキルや経験を出店してお金を稼ぐことができる『ネット上の商店街』のようなものです。
個人の方が多く出店しているので、一般の業者に頼むよりも安く済ませることができます。
くらしのマーケットの特徴
- 一般の業者より安く利用できる
- 利用者の口コミが見れる
- 出店手数料は売上の20%+税
- トラブル時のフォローはなし
- 損害補償は最大1億円
出店した場合の手数料は、予約が確定した場合のみ『売上の20%+税』が取られます。
予約がキャンセルとなった場合は、キャンセル手数料が発生した場合に、そこから出店手数料を支払います。
利用ユーザーは40万人以上?
くらしのマーケットでは、サイトの利用者数は公開されていませんが、アプリのインストール数を見れば、おおよその利用者数がわかります。
インストール数は、Google Playのみ公開されていて、インストール数を見るとくらしのマーケットのアプリは『10万+』となっています。
iPhoneとandroidの利用者数は7:3なので、iPhoneからは20万以上インストールされているものと推察できます。
これにパソコンからの利用者を含めると、くらしのマーケットの登録会員数は40~50万人程度はいると推察されます。
口コミで出店者の評価が見れる
くらしのマーケットのほうなマッチングサービスでは、プロの方から経験の浅い出店者の方まで様々な方が出店しています。
中には、素人に毛が生えた程度の出店者もいるので、口コミはとても重宝します。
トラブルが発生しても、運営はほとんど介入してくれないので、出来るだけ評判の良い出店者を選ぶのが良いでしょう。
キャンセル料は4日前から
出店者が予約を確定した後のキャンセルは、サービス提供日の4日前からキャンセル料がかかります。
予約確定前とサービス提供日の5日前までのキャンセルは無料です。
サービス提供日とキャンセル料
- ~5日前:無料
- 4~2日前:購入代金の25%
- 1日前:購入代金の50%
- 当日:購入代金の100%
※)引っ越しカテゴリのみ下記のキャンセル料になります。
引っ越しのキャンセル料
- 3日前:無料
- 2日前:購入代金の20%
- 1日前:購入代金の30%
- 当日:購入代金の50%
因みに、新規の登録者は3回まで無料でキャンセルが出来るので、当日にキャンセルされてもキャンセル料が取れない場合もあります。
損害補償について
くらしのマーケットには、「サービスを利用して発生した対物・対人の損害を最大1億円補償します」と書いてあります。
「作業が原因で火事になった」とか「作業で相手に怪我を負わせた」といった場合の”火災”や”死傷事故”などによる大きな損害が発生した場合の補償です。
「エアコンの清掃を頼んだ後にエアコンが動かなくなった」といった場合は、修理費用として最大10万円を保証してくれます。
ただ、保証を受けるには様々な条件が設定されています。
アプリの口コミを見ると、保証を受けられなかった方の不満の投稿がたくさんあるので、保証についてはあまり期待しないほうが良いでしょう。
くらしのマーケットのデメリットは
デメリットには、「出店者によってサービスの質が異なる」といったことがあります。
登録には審査がありますが、基準の最低で合格した方と、高度なスキルを持つプロの方ではサービスの質がまるで違います。
トラブルになっても、運営側はフォローしてくれないので、口コミをしっかり見てから判断したほうが良いでしょう。
サービスの質は出店者次第
くらしのマーケットは、個人の方が多く出店しているので、サービスの質は人によって異なります。
プロの方も多いですが、素人同然のような方もいるので、出店者選びは特に重要です。
「エアコンの清掃を頼んだ後に動かなくなり、自腹で修理代をだす羽目になった」といった口コミもあります。
安いだけで選ぶと後で後悔する可能性もあるので、出店者選びは慎重にやりましょう。
直接依頼したほうが割安な業者も
くらしのマーケットには、営業ツールを持たない個人の方も多いですが、ホームページやTwitterなどで営業している方も多いです。
また、中小企業の事業者も多く出店しているので、その場合は会社のホームページから直接申し込んだほうが安く済みます。
くらしのマーケット経由だと、出店者は『売上の20%+税』の手数料が取られるので、その分だけ料金を高くしなければなりません。
『安いと思って頼んだら割高だった』といったことも多いので、申し込む前にネットで調べて見たほうが良いでしょう。
トラブルになってもフォローがない
くらしのマーケットの利用規約には「予約者と出店者間のトラブルは、当事者同士で解決するものとし、当社は一切責任を負わない」とあります。
トラブルになっても運営側のフォローは一切なく、基本的に自分達で解決しなければなりません。損害が発生しても、相手が損害分を払ってくれなければ、大きな損失になります。
こういったサイトを利用する場合には、トラブルに対するリスクも考えておいたほうが良いでしょう。
保証を受けるのは困難
くらしのマーケットでは、「サイトを利用した発生した損害は、最大10万円保証します」と書いています(火災や死傷事故は最高1億円)
しかし、保証を受けるには「相手と連絡が取れなくなった場合」「保証期間は発生から30日まで」といった条件がいくつか付きます。
相手と連絡が取れる場合は、自分で損害分を請求しなければなりませんし、発生から30日を過ぎたら保証は一切受けられません。
<運営に対する不満の口コミ(App Storeから抜粋)>
上記のように『保証が受けられなかった』という口コミもたくさんあるので、運営側にはあまり期待しないほうが良いでしょう。
出店手数料が高い
くらしのマーケットの出店手数料は、『売上の20%+税』なので『税込みで30%』も取られます。
30%の手数料を取るのに、トラブルに対するフォローは一切してくれません。
出店者の口コミにも、「何もしないのに高額な手数料を取る悪徳企業」といった投稿も目立つので、手数料に不満を持つ出店者も多いようです。
<手数料に対する不満の口コミ(App Storeから抜粋)>
手数料の徴収も、予約が完了したら請求してくるので、「まだ作業もしてないのに請求される」といった口コミもあります。
出店を考えている方は、アプリにある利用者と出店者の口コミを見てからにしたほうが良いかもしれません。
くらしのマーケットの利用方法
くらしのマーケットを利用するには、新規会員登録(無料)が必要です。登録は”メールアドレス”と”パスワード”だけなので、最短1分で登録できます。
会員登録は、Yahoo!やLINEのアカウントがあれば、そちらのアカウントから登録することもできます。
登録が完了すれば、専用のマイページが作成され、”予約の管理”や”登録内容の変更”ができます。
なお、くらしのマーケットに出店する場合は、会員登録とは別に”出店者登録”が必要です。
出店するには
くらしのマーケットに出店するには、公式サイトから「新規出店を申し込む」をクリックして出店登録をします。
出店登録は、登録フォームに必要事項を入力後に、身分証画像を提出する”本人確認・年齢確認”が必要です。
本人確認が完了すると、後日スタッフから電話で連絡が入ります。電話で詳しい内容を確認したら、出店の審査が行われます。
出店の手順
- 公式サイトから出店を申し込む
- 登録フォームに必要事項を入力する
- 本人確認のため身分証画像を提出する
- 電話で出店内容の確認が来る
- 出店の審査が開始される
- 審査に合格すれば出店可能に!
審査に合格すると、電話で確認した内容を元にスタッフが出店ページを作成してくれます(初回のみ)
出店の管理は、パソコンのほか、スマホに”出店者用の管理アプリ”があります。
<くらしのマーケット出店者用の管理アプリ>
アプリなら、スマホでいつでも”予約の確認”や”メッセージのやりとり”ができるのでとても便利です。
くらしのマーケットの記事まとめ
くらしのマーケットは、個人の方でも気軽にお店を出すことができるインターネット上の商店街です。
30%近い手数料は取られますが、自分で集客することが出来ない方にはとても重宝するサイトだと思います。
ただ、トラブルに対するフォローが一切ないので、トラブルが発生した場合の対応を考えておく必要があります。
くらしのマーケットなら、仕事する日時や料金設定など全て自由にできるので、会社員の副業としても利用できます。
くらしのマーケットの基本情報(2020年12月調べ)
応募年齢 | 出店者数 | 損害補償 |
18歳以上 | 4万人以上 | 最大1億円 |
リリース | 出店手数料 | アプリ |
2011年 | 20%+税 | あり |
個人の方でも気軽に自分のお店が持てるインターネット商店街「くらしのマーケット」!
くらしのマーケットは、誰でも気軽に自分のお店を開くことができる『インターネット上の商店街』です。ここには、200種類以上のサービスが出店されていて、一般のお店よりも安い料金で依頼することができます。ただ、口コミを見る[…]