ストアカ(ストリートアカデミー)は、自分の得意なことや経験したことを教えることができるシェアサービスです。
レッスンのやり方や場所は自由。好きな時間に好きなように教えることができます。
「今まで経験したことを教えたい方」「資格やスキルを持っている方」「教えることが好きな方」にオススメのお仕事です。
ストアカの基本情報
基本情報(2020年8月時点)
運営会社 | ストリートアカデミー株式会社 |
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リリース | 2012年8月 |
利用条件 | 特になし(未成年の方は保護者の同意が必要) |
登録・掲載料 | 無料 |
登録情報 | 生徒の数:47万人 先生の数:30,000人 掲載講座数:48,000件 |
講座のタイプ | 対面方式、オンライン方式 |
身分証の提示 | 先生としてマンツーマンで教える場合は必須 |
売上の振込日 | 月3回払い(10日、20日、末日の締め日から2営業日以内) |
振込手数料 | 250円(振込額が2万円以上の場合は無料) |
システム手数料 | 売上の10~30%(売上が発生した場合のみ) |
ストアカの特徴は
ストアカは、安い料金で気軽に学べるのが特徴のサービスです。先生も自由に選べるので、実績だけでなく、先生の写真から選ぶこともできます。
講座には、実際に会って行う「対面講座」と、ネット上で完結する「オンライン講座」があるので、自分の環境に合った講座で学ぶことができます。
ストアカの特徴
- 安い料金で気軽に学べる
- 対面とオンラインを選べる
- 気軽に先生になれる
- サイトの規模が大きい
- 補償制度がある(保険料は無料)
また、先生として登録すれば、自分の持っている知識やスキルを教えてお金を稼ぐことができます。
サイトの規模が大きく、利用ユーザーも多いので、「何かを教えたい」という方にはとてもオススメのサイトです。
ストアカのデメリットは
ストアカは、先生として誰でも気軽に教えることができますが、やはり実績や特徴がないと生徒は付きにくいです。
また、先生として登録するのに顔写真の公開が必須なのも、顔を出したくない方には大きなデメリットです。
ストアカのデメリット
- 先生は顔写真の公開が必須
- 名前は実名登録が必要
- 本人確認でサイトかSNSページが必要
- 特徴や実績がないと生徒は付きにくい
- 売上から手数料が引かれる
写真の登録には審査があるので、しっかり顔が映ってないと審査は通りません。
さらに、先生の名前や写真や本物であることを証明するため、名前と顔が確認できるサイトやブログもしくはSNSページ(TwitterやFacebookなど)の登録も必要になります。
<↓顔写真や実名の登録、確認が必要↓>
実名登録や顔写真、本人確認は、生徒に安心して利用してもらうことが目的ですが、顔や実名を出したくない方には大きなデメリットになります。
ストアカの利用料金は
ストアカの利用料金は、ユーザー登録から講座の閲覧、出品までは完全無料です。
生徒として利用する場合は、受ける講座ごとに受講料が、先生として利用する場合は、生徒から支払われた料金の10~30%が手数料として差し引かれます。
先生として利用する場合の手数料
先生として利用する場合の手数料は、生徒の集客方法や講座のタイプ(対面、オンライン)によって異なります。
手数料の詳細
- 自分で集客した場合:10%固定
- ストアカで集客(対面):10~20%
- ストアカで集客(オンライン):20~30%
「自分で集客する」とは、ストアカのマイページにある自己集客用URLを、自分のブログやTwitterなどに貼ってそこから直接申し込まれた場合です。
ストアカの公式サイトから、講座を検索したりして申し込まれた場合は、ストアカからの集客になります。
売上額による手数料軽減
自分で集客した場合の手数料は10%固定ですが、ストアカ集客の場合は、月間の売上金額によって手数料が最大10%軽減されます。
売上金額による手数料の軽減率は次の通りです。
ストアカ集客手数料の軽減率
- 月間売上5万円以上:3%
- 月間売上10万円以上:6%
- 月間売上20万円以上:10%
例えば、月間売上が20万円以上なら、対面の手数料は10%、オンラインなら20%の手数料で済みます。
また、1回受講した生徒が、リピーターとして再度受講する場合は、集客方法や受講のタイプに関わらず10%固定の手数料になります。
頑張ってたくさん売り上げている方ほど得をするシステムです。
ストアカで先生になるには
ストアカで先生になるには、まずストアカに会員登録する必要があります。
公式サイトにアクセスして、サイト上部にある『新規登録』をクリックすれば、登録ページが表示されます。
登録する内容
- メールアドレス
- パスワード
- 名前(先生は実名)
- 性別
- お住まいの地域(都道府県)
- 興味のあるカテゴリー
名前は、先生として活動する場合は『実名』での登録が必要になります。
ユーザー登録が完了したら、先生用のプロフィールを登録します。
プロフィール登録について
プロフィールは、生徒から「安心して受講できる先生かどうか」が判断される重要な指標になります。
実績がないうちは、プロフィールがとても重要になるので、安心して利用できる魅力的なプロフィールにしましょう。
登録する内容
- プロフィール写真
- サイトもしくはSNSページ
- キャッチコピー
- プロフィールの説明文
①~④の登録は全て必須項目です。
②は本人の顔と実名がわかるホームページかSNS(TwitterやFacebookなど)ページのどちらか1つの登録が必要になります。
プロフィール登録をすると、ストアカで「登録内容が適切か」といった審査が行われます。審査で問題なければ、先生の登録は完了です。
身分証の提出は
身分証による本人確認は必須ではありませんが、身分証を提出していないとステータスが『本人確認済み』になりません。
先生として活動するなら、『本人確認済み』のほうが生徒からの信頼が高くできます。
生徒として利用する場合は必要ありませんが、先生として稼ぐなら”本人確認済み”にしたほうが良いでしょう。
なお、マンツーマンで教える場合は、身分証の提出は必須になります。
開催する講座と教室ページを作成する
先生の登録が完了すると、”開催する講座”と”教室ページ(先生用のホームページ)”の作成が可能になります。
開催する講座を作成する
講座の作成は、マイページにある講座管理から「新しい講座の作成」をクリックすれば、作成ページが表示されます。
作成ページでは、以下の情報を登録して作成します。
作成する内容
- 講座の開催形式
- タイトル、キャッチコピー
- 講義の内容、注意事項
- 受講料、開催エリア
- 講座のイメージ画像
講座の開催形式には、1回限りの”単発”と、何回かに分けて実施される”コース”があります。
単発の講座は、その都度予約を受けて開催され、コースの場合は、複数回の講座を一括で予約して開催されます。
講座の作成が完了したら、ストアカで審査が実施されます。審査で問題なければ、講座の申し込みが受けられるようになります。
教室ページについて
教室ページは、先生の講義やプロリールを紹介する先生用ホームページのようなものです。
教室ページを作成することで「先生の経歴」や「教えている講座の内容」「受講者の評価」といった情報を公開することができます。
教室ページで公開される内容
- 先生のプロフィール
- 公開中の講座情報
- 講座のレビュー
- 取得したバッジ
- ストアカアワード受賞歴
教室ページは、生徒の集客に大きく影響するので、アピールできる内容は出来るだけ記入しましょう。
教室ページで作成する内容
教室ページで作成する内容は
- 教室ページのカバー写真
- 教室名とその紹介文
- 講座の風景写真
です。
先生のプロフィールは、教室ページの左側の部分に、カバー写真や教室名は右側の部分に表示されます。
<教室ページで最初に表示される部分>
講義の様子を撮った風景写真は、教室ページの一番下に表示されます。
スケジュールや講座のレビュー
講座の”開催スケジュール”や”レビュー”などは、講座を作成して開催すれば、紹介文の下に自動で表示されます。
<下にスクロールしていくと”スケジュール”や”レビュー”が表示される>
売上の振込について
ストアカで発生した売上は、申請すれば締め日の2日後に登録した口座に振り込まれます。
締め日は毎月3回、10日・20日・末日です。
1~10日までに申請すれば12日に、11~20日まで申請すれば22日に、21~末日の場合は翌月の2日に振り込まれます。
振込みの際にかかる振込み手数料は、2万円以上で申請すれば無料になります。
2万円未満で申請すると、振込額から一律250円の手数料が差し引かれます。
ストアカの評判や口コミ
ストアカの評判は、アプリのストア(AppStoreやGooglePlay)を見ると、利用者の口コミが投稿されています。
ここでは、ストアのレビューから良い口コミと悪い口コミを紹介していきます。
良い口コミ
良い口コミでは、「安い料金で1回から気軽に学べる」という内容が多くありました。
「とても楽しい講座だった」「○○先生の講座はとてもためになった」という先生に対する良い口コミも多いです。
良い口コミで多い内容
- 格安料金で利用できる
- 1回から気軽に学べる
- とてもためになる講座を受講できた
- 受講者のレビューがあるから安心
また、前に受講した方のレビューが見れるので、安心して受講できるのでも大きなメリットのようです。
悪い口コミ
悪い口コミには、質も悪い先生に当たると、良い先生との差が激しいようです。
ストアカは誰でも先生になれるので、先生選びを慎重にやらないと、お金が無駄になることも多いと思います。
悪い口コミで多い内容
- 先生によって質がかなり違う
- 講座に当たりはずれがある
- 完全な匿名ではレビューができない
- アプリはエラーやバグが多い
また、「レビューするのに”性別”と”年代”が表示されるのでレビューがしにくい」と書いている方も多くいました。
少人数の講座だと、年代と性別から誰の口コミかわかってしまうので、当たり障りのないレビューしか書けないようです。
悪い口コミでは、先生の質に対する不満がほとんどなので、全くの未経験の方が稼ぐのは難しいかもしれません。
ストアカの記事まとめ
ストアカは、「何かを教えて収入を得たい」という方にオススメのサービスです。
オンライン講座なら、”パソコン(またはタブレット)”と”ネット環境”さえあれば、誰でもすぐに先生になることができます。
ただ、ここは利用ユーザーは多いですが、先生の数も多いので、実績を積まないと稼ぐのは難しいでしょう。
何回か講座を開催して良い評価が増えてくれば、生徒も増えてくると思います。
生徒の数を増やすには実績が必要なので、最初は安い料金で始めるなどして、多くの方に受講してもらって評価を上げることが大切です。
ストアカの基本情報(2020年8月調べ)
利用年齢 | 生徒の数 | 先生の数 |
特になし | 約47万人 | 約30,000人 |
リリース | アプリ | 報酬の支払い |
2012年8月 | 対応 | 月3回払い |
経験した知識やスキルを教えることできるシェアサービス。教えることが好きな方にオススメです。