「Youtube」や「ニコニコ動画」をはじめ、ネット上には様々な動画を無料で楽しめる”動画投稿サイト”があります。
これらの動画サイトは、提携企業からの広告収入により成り立っています。
動画の閲覧ページに、様々な企業の広告が掲載されていたり、動画の中に企業のCMが挿入されていたり・・。
これら動画投稿サイトは、誰でも自由に動画を投稿することができます。
さらに、動画の中に広告を挿入すれば、動画の視聴回数に応じた広告収入を得ることができます。
動画投稿の副業について
今では、Youtubeなどの動画投稿サイトを利用して、毎月10万円以上稼ぐ方がたくさんいます。
中には、個人で年収1,000万以上稼ぐ方もたくさんいて、サラリーマンを辞めて動画投稿で生計を立てている方も結構いるようです。
動画投稿サイトを利用すれば、いまくいけば毎月10万円以上稼ぐことができます。
副業やお小遣い稼ぎとしてだけでなく、脱サラして本業として稼ぐことも可能です。
どのような動画が稼げるのか
2013年2月にNHKの”クローズアップ現代”という番組の中で、動画投稿で稼いでいる方の特集が放送されました。
放送の中で、鉄道マニアの方が「乗っていた電車の前を野生の鹿が通り、そのため電車が急停止した」という動画を投稿していました。
その動画は、世界中の鉄道マニアの方に閲覧され、毎月20~50万円の広告収入が入ってきたそうです。
この方は、その動画をきっかけに、脱サラして「動画投稿で生計を立てるようになった」ということでした。
主婦向けの動画
また、ある主婦の方は、毎回キャラクターが入ったお弁当を作って、動画にして投稿していました。
「ワンピースなど子供が好きなアニメキャラを、ウインナーなどの食材で作って、その作り方の動画を投稿している」ということです。
お弁当のキャラクター動画は、お子さんを持つ主婦の方にかなりの人気が出て、毎月30~70万の収入になったそうです。
料理のスキルは、料理教室や通信講座などで簡単に学べるので、料理動画は始めやすいかもしれません。
検証動画
「架空業者に電話してみた」「ナメクジに塩を撒いてみた」など、「○○に○○するとどうなるか試してみた」といった実験動画です。
検証動画は人気が出やすいジャンルですが、生き物を実験する場合は、非難されることもあるので注意が必要です。
企画物
企画力が必要ですが、大きく稼げるジャンルです。
簡単なものなら、兄弟や友達など身近な方に、玩具のゴキブリを使った軽いドッキリを仕掛けて見るのも良いかもしれません。
思いつかない場合は、アップされている動画を見て参考にしましょう。
スマホで動画を撮ってみよう
今は、スマホがあれば動画を撮ることができるので、誰でも簡単に毎月10万以上稼げるチャンスがあります。
動画投稿による広告収入は、投稿した動画が閲覧された回数に比例します。
たくさん稼ぐにはかなり人気のある動画を投稿しなければなりません。
投稿自体にお金がかからないので、まずは趣味やお小遣い稼ぎ程度の感覚で始めるほうが良いと思います。
動画のジャンルや内容によって単価が変わる
YouTubeの収益は、再生回数×広告単価ですが、この広告単価は同じではありません。配信する動画ジャンルによって単価は大きく変わります。
例えば、ペットの動画にビジネス系の広告を配信しても、購入される可能性はとても低いです。
配信される広告は、出来るだけ動画と関連性のある広告が配信されますが、適した広告がなければ全く関係のない広告が流れるからです。
広告効果が高いほど単価も高い
配信される広告も、動画と同じジャンルの広告を配信すれば、購入される可能性が高いので広告効果は高くなります。
しかし、広告主も数があるので、ジャンルによっては適した広告がない場合もあります。
配信した動画に適した広告がないと、関係ない広告が配信されるので、適した広告の少ないジャンルは単価も低くなると思われます。
単価の詳細は、収益化申請が通れば収益が振り込まれるので、振り込まれた金額と再生回数から、単価がどのくらいなのかわかります。
単価が高いのはどのジャンル?
動画の単価については、様々なジャンルのYouTuberが動画で公開しています。
これによると、ビジネス系の動画は単価がとても高いようで、1再生あたり0.5~0.7円程度にもなるようです。
UUUMなどの事務所に所属しているYouTuberが、だいたい0.25~0.4円程度らしいので、ビジネス系がいかに高いかわかると思います。
ビジネス系は、広告がそのまま購入に繋がりやすいので、単価も高くなっているものと思われます。
単価については、収益化申請すれば動画が審査されるので、そこで単価が決まるようです。
スパチャやメンバー収益も考慮しよう
あるゲーム実況者の収益報告では、月に40万回再生があって、振り込まれた金額が1万8,000円程度(スパチャが1,500円)だったようです。
40万回の再生があれば、0.7円の単価なら28万円になるので、単価によってどれだけ収益が変わるかわかると思います。
ただ、ゲーム実況の場合はスパチャ(投げ銭)があるので、特にスパチャが多い女性実況者などは、実際の収益はもっと高くなると思います。
また、YouTubeにはメンバー会員収益もあるので、メンバー限定配信などで会員を集めれば、毎月固定収入が期待できます。
YouTubeは、スパチャなどもあるので単価が全てとは限りませんが、「どのジャンルの単価がどのくらいか」くらいは知っておいたほうが良いでしょう。
チャンネル登録者を増やすには
動画配信で多くの方に登録してもらっている方、長く配信していても登録者が伸びない方には大きな特徴があります。
その1つが「視聴者が見ていて楽しいと思える動画であるか」という点です。
配信のジャンルが違えば、登録者を獲得しやすい、獲得しにくいは確かにあります。
しかし、登録者が多い方は、「笑顔が多く、雰囲気が明るい」といった、見ていて楽しい内容の動画になっています。
「言葉遣いが悪い」「笑顔がない」「雰囲気が暗い」といった方の動画は、登録者数は伸びにくいです。
「企画力」「編集力」「会話力」など、個人の能力によるものは大きいですが、視聴者が見て楽しいと思える動画を心がけましょう。
人気チャンネルの特徴
例えば、ゲーム配信のジャンルにおいて、同じ内容を配信しているのに、登録者に大きな差があるチャンネルがたくさんあります。
登録者が伸びないチャンネルは、ただゲームをしているだけの配信者が多いです。
コメントが少なくて、リアクションも薄い、視聴者の配慮もない、という方です。
まずは、チャンネル登録数の多い動画を見て、どんな配信をしてるのか特徴を掴むことが大切です。
別の配信者に名前を覚えてもらおう
会話が苦手でも登録者が増えると、ライブ配信したときに視聴者がコメントしてくれるので、それに対して会話を返すだけで盛り上がります。
しかし、登録者が少ない最初の時期は、自分だけで喋らなければなりません。
会話が苦手な方はかなりの難関ですし、ただ一人でしゃべってるだけでは楽しい動画になりません。
そのため、まずは同じジャンルの配信者のライブ配信にお邪魔して、名前を覚えてもらいましょう。
配信前にたくさんの方にコメントして宣伝しておけば、自分が配信を始めた時に別の配信者やリスナーの方が見に来てくれます。
これにより、配信していることがどんん広まっていき、短期間で多くの登録者を獲得できるようになります。
リアクションは大袈裟にしよう
ゲーム実況に限らず、人気の配信者は、とにかくリアクションが大きいです。
しかし、中にはリアクションが苦手な方もいると思います。
そういった方には、ホラーゲームなどの大きなリアクションが自然に取れるゲームがオススメです。
こういったゲームなら、自然と大きなリアクションができます。
特に女性の方なら、出来るだけ大きな声を出して大袈裟に怖がれば、男性受け間違いありません。
ゲームに限らず、リアクションはできるだけ大きく取ったほうが楽しい動画になります。
視聴者参加型のゲームをやる
最近のゲームは、視聴者と一緒にできるゲームがたくさんあります。
こういったゲームをやれば、一緒にやりたい方がたくさん集まります。
なお、参加については、できるだけ初見の方も参加できるようにしたほうが良いです。
フレンドだけに限定したりすると、せっかくきてくれた方を逃してしまうからです。
いろいろ制限があって参加が面倒なチャンネルほど、チャンネル登録者は少ないです。
女性は多少下手でも良い?
ゲームで登録数が多いチャンネルは、女性でもゲームがとても上手な方が多いです。
ゲームに限らず、何でも上手なほうが登録数も増えますが、女性の方は下手なほうが男性受けが良いこともあります。
男性は『下手な女性を可愛い』と思って応援したくなる傾向があります。
ゲームがうまくない方は、そういった視聴者の心理をうまく利用するのも登録数を伸ばすコツです。
読み上げ機能は使わない方が良い?
読み上げ機能は、視聴者のコメントを自動で読み上げてくれる機能です。
配信者だけでなく、視聴者の方もコメントを読む必要がないので、ライブ配信ではとても重宝されます。
しかし、登録者が増えると、コメントも多くなるので、読み上げにすると非常にうるさい配信になります。
また、アンチの方のコメントも読み上げられるので、読み上げ機能を使っていない方も多いです。
読み上げ機能はとても便利な機能ですが、純粋に動画だけを見たい方にはうるさいだけの機能です。
読み上げは、ソフトを使って動画に音声を挿入しているので、視聴者側でコメントの音声だけOFFにすることもできません。
読み上げ機能を嫌がる方も多いので、場合によっては使わないほうが良いでしょう。
メンバー会員は大事にしよう
Youtubeには、好きなチャンネルから優遇措置が受けられる”メンバー会員”というシステムがあります。
メンバー会員になると、コメントが大きく反映されたり、メンバー限定のサービスが利用できる特典が付きます。
また、配信者が優先的にコメントを拾ってくれたり、視聴者参加型のゲームに優先してくれたりします。
メンバー会員は、月額490円かかりますが、解約はいつでもできます。
チャンネル登録数が少なくても、メンバー会員がいれば、毎月安定した収入が入ってきます。
登録数が少ないうちは、メンバーになって応援してくれる方はとても大切な存在です。
はじめたばかりの配信者を応援したがる方は結構います。
こうした方は、できるだけ交流して、優先的に扱ってあげたほうが良いでしょう。
まずは、YouTubeで配信しよう!
日本で有名な動画投稿サイトと言えば、「YouTube」と「ニコニコ動画」があります。
どちらも、動画投稿で収入を得ることができますが、ニコニコ動画は利用に月額500円かかります。
まずは無料で利用できるYouTubeから始めたほうが良いでしょう。
Googleアドセンスのアカウント
YouTubeで広告を利用するには、YouTubeのアカウントに加えて、”Googleアドセンスのアカウント”も必要です。
Googleアドセンスは、サイトやブログ運営者などがよく利用されているコンテンツマッチ型の広告です。
サイトやブログのコンテンツにマッチした広告を自動で表示してくれます。
Youtubeの広告は、Googleが管理しているので、アドセンスの登録も必要になります。
アドセンスの登録・利用はすべて無料なので、気軽に申し込んでください。
YouTubeパートナーについて
YouTubeでは、動画を投稿してくれた方に、得られた広告収入の一部を還元するサービスを提供してます。
これを「YouTubeパートナー」と言い、このサービスを利用して世界中で数千万円以上稼いでいる方がたくさんいます。
YouTubeパートナーになるには、YouTubeから”パートナーの申し込み”をクリックし、必要事項を記入して申し込みます。
審査について
YouTubeパートナーには、パートナーになるための簡単な審査があります。
投稿する動画が「YouTubeの利用規約に違反していないか」です。
審査に合格すれば、YouTubeパートナーとなり、動画投稿により広告収入を得ることができるようになります。
動画投稿の記事まとめ
動画の配信者は、近年急激に急増し、芸能人の方も参入しています。
それくらい「美味しい稼げるビジネス」ということです。
Youtubeなら、チャンネル登録数が3万人を超えれば、Youtubeだけで生活することもできます。
ちなみに、Youtubeで広告を配信するには
- 登録者数1,000以上
- 年間の再生時間4,000時間
という条件があります。
再生時間は、登録者数が増えれば再生時間も増えるので、まずは登録者数1,000人を目指しましょう。
稼げると思ったら多少リスクはありますが、脱サラして本業として取り組むこともありかと思います。