住宅模型とは、ハウスメーカーや住宅展示場などでよく見かける、1/50や1/75などに縮尺して作った住宅のことです。
住宅模型は、売出し中の住宅をスチレンボード(発泡スチロール製の板)などを使って作られています。
モデルハウスにあるような住宅模型は、プロの建築士が作っていて規模によって200万~400万円以上するようです。
住宅模型製作のお仕事について
住宅模型は、プロの建築士の方が製作する場合が多いですが、主婦の方などが製作している場合もあります。
模型を1つ製作すれば3~8万円にもなるようですが、需要が少ないため仕事ができるのは高いスキルがある少数の方だけです。
お仕事をするには「建築の知識」や「製作の技術」が必要なため、素人が出来るような仕事ではありません。
通信講座に住宅模型関連の講座もたくさんありますが、講座を受けた程度のレベルで作れる模型では仕事をもらうのは厳しいです。
報酬は高いですが需要は少ないので、かなりの技術がないと仕事が回ってくるのは難しいお仕事です。
通信講座でお金を払って作れるようになったのに仕事がない、という口コミも多いようです。
具体的な仕事内容は
個人の方に依頼されるような模型は、設計前のイメージ作りに利用される「スタディ模型」と呼ばれる簡易模型です。
熟練の建築士でも、頭でイメージしたものを実際に作ると、考えていたものと違う場合があります。
そうならないように、簡単な「スタディ模型」を作って大きさや形を確認してから設計します。
使用する材料や道具は
スタディ模型は、「スチレンボード」や「スチレンペーパー」を使って、いろいろな形のパーツを作り、それらを組み合わせて作っていきます。
使用する道具は、カッターや垂直定規、ボンドなど。
住宅模型の場合、1つ完成するのに平均20~40時間程度かかるようです。
住宅模型の製作には必ず設計図が必要ですが、設計図は製作会社から事前に送ってもらえます。
住宅模型の設計図↓
まずは設計図が読めないと仕事になりません。
簡単に言えば、設計図通りにパーツを切り出して、それらを組み合わせていく作業になります。
住宅模型製作の求人は
住宅模型のお仕事をするには、高い建築の知識と製作技術を身につけている必要があります。
その上で、設計事務所や模型の製作会社などに登録すれば、お仕事をもらうことができるようになります。
報酬は、実際の建物の坪数で決定され、中には月に30~40万円以上稼ぐ主婦の方もいるようです。
住宅模型の製作は、誰でもできるようなお仕事ではありません。
しかし、報酬が高くて自宅で作業ができるため、チャレンジする方も多いようです。
住宅模型製作の記事まとめ
住宅模型製作の仕事は高収入ですが、プロでなくても作れるような模型の需要は少ないです。
あるのは設計初期に大きさや形の参考にされる「スタディ模型」と呼ばれるものです。
モデルハウスにあるような模型は、レーザー加工やラッカー塗装など、高い技術で仕上げられている”高級模型”です。
個人の方が自宅で作れるような仕事ではありません。
稼いでいる主婦の方も確かにいますが、相応の知識と技術に加えて、営業力やコネもある一部の方だけです。
やってみたい方は「高収入だけど稼ぐのは簡単ではない」ことを理解した上でチャレンジしてみて下さい。