近年、日本を訪れる外国人旅行者が急増しており、それに伴い旅行者が泊まる宿泊施設の不足が問題になっています。
そこで注目されているのが、使っていない空き部屋を外国人旅行者に提供する『Airbnb(エアビーアンドビー)』の副業です。
Airbnbは、外国人だけでなく、日本人限定で部屋を貸すこともできます。
「Airbnb」の基本情報
Airbnbの基本情報
運営会社 | Airbnb, Inc. |
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運営開始 | 2008年 |
登録 | 無料 |
利用条件 | 身分証の提出 |
登録部屋数 | 600万件 |
年間宿泊数 | 4,900万件(2017年の実績) |
手数料 | ホスト:3~5% ゲスト:6~12% |
アプリ | あり |
「Airbnb」について
運営会社の基本情報
- 会社名:Airbnb, Inc.
- 設立:2008年8月
- 所在地:サンフランシスコ
- 株式:非上場
- 従業員数:3,100人(2017年時点)
Airbnbは、アメリカのサンフランシスコに本社がある『Airbnb, Inc.』という会社が運営している宿泊施設の貸し出しサイトです。
2011年に100万、2013年には「世界中で900万の物件がAirbnbによって予約された」そうです。
1日あたりのAirbnb利用者数は200万人!宿泊先は世界191か国に600万件以上あります。
観光客が増加している近年、日本でも多くの方が利用している人気サイトです。
「Airbnb」の特徴について
Airbnbでは、部屋を貸す人を「ホスト」、部屋を借りる人を「ゲスト」と呼びます。
利用するには、まずアカウントを作成し、貸し出す部屋を登録します。
部屋を登録すると、登録した部屋の情報が掲載され、ゲストがいつでも閲覧できるようになります。
なお、利用料金については、部屋を掲載するまでは完全無料です。
宿泊客が料金を払って予約した場合に限り、宿泊代金の3~5%がサービス料として「Airbnb」に支払われます。
安全性について
Airbnbは、世界中で利用されているので、サイトの安全性を心配する方も多いと思います。
Airbnbでは、次のように取り組みで高い安全性を確保しています。
Airbnbの安全性
- 安全な決済システム
- アカウントの保護
- 詐欺対策
- 評価システム
- ゲスト・ホストの情報チェック
支払は「Airbnb経由」なので安心
Airbnbでは、宿泊料金の支払いは、すべて”Airbnb経由”で行われます。
Airbnb経由で手続きすることで、トラブルが発生した場合も対策や保障を受けることができます。
口座情報を知られることもなく、Airbnbの安全な決済システムが利用できるので安心です。
評価システム
Airbnbでは、ゲストがサービスを利用した後に、お互いを評価するシステムがあります。
そのため、部屋を借りるときは、ホストの評価を確認してから部屋を借りることができます。
また、部屋を貸すかどうかはホストが決められるので、ゲストに不安がある場合は申し込みを却下することもできます。
ゲスト・ホストの照合システム
ゲスト・ホスト問わず全ての方は、登録時に”取引規制”や”テロリスト”などの対象者リストと照合されます。
”犯罪者の方”や”過去に詐欺や不正をした方”などは、利用できないシステムです。
ゲストの方も、部屋を借りる時に身分証の提示が必要なので、身分証が提示できない方は利用できません。
”アカウントの保護”や”詐欺対策”なども実施されているので、高い安全性が保障された中で利用できます。
外国人に部屋を貸す時は
Airbnbは、提供できる部屋があれば、誰でも簡単に副収入を得ることができます。
ただ、外国人を泊める場合は、トラブル回避のために周辺住民やアパートの大家などに、外国人を泊める了承を得ておいたほうが良いです。
騒音や酔って騒いだりなど、周りに迷惑をかける外国人もいるので、事前に周囲の了承を得ておきましょう。
また、部屋の写真や部屋の状態、周辺の情報などは、細かく掲載しておきましょう。
情報が不足していると、クレームになったり、悪い評価が付けられる原因になるので、正確な情報を提供して誠実な対応を心がけましょう。
部屋を貸し出すまでの流れ
ここでは、Airbnbに登録して部屋を貸すまでの流れを簡単に説明します。
報酬獲得までの流れ
- アカウント作成
- 貸し出す部屋を登録する
- 宿泊予約が来る
- 報酬発生
アカウント作成
まずは、Airbnbにアクセスして『登録する』からアカウント登録をします。
登録する内容は
- 名前
- メールアドレス
- パスワード
- 生年月日
です。最短1分で登録は完了します。
「Facebook」や「Google」のアカウントを持っていれば、そこから登録することもできます。
お部屋の情報を登録する
アカウントを取得したら、『お部屋を掲載』をクリックして貸し出す部屋を登録します。
登録する流れは
- ステップ1:部屋のタイプやベッド、アメニティなど
- ステップ2:写真や概要、タイトル
- ステップ3:予約設定、カレンダー、料金
です。
ステップ1の登録が完了したら、ステップ2、ステップ3と進んでいきます。
ステップ1(部屋の情報)
登録する内容は
- 建物や部屋のタイプ
- 宿泊可能人数
- ベッドのタイプや数
- バスルームのあり・なし
- 利用できるアメニティ
- 共有スペース
など。
すべて選択式なので、当てはまるものをクリックしていけば次に進みます。
ステップ2(写真やタイトル)
部屋の情報を登録したら、部屋の写真やタイトル、部屋の簡単な説明を記入します。
写真やタイトルはとても重要なので、しっかり考えてから登録するようにしましょう。
ステップ3(予約設定、料金)
タイトルや写真を登録したら、宿泊できるカレンダーや1泊の料金を設定します。
宿泊と料金設定が終了したら、部屋の登録は完了です。
部屋の登録が完了すれば、ゲストの方が自由に閲覧できるようになります。
宿泊予約が届く
ゲストは、Airbnbに掲載された部屋の写真や概要を見て、宿泊したい部屋を予約します。
ゲストが予約すると、部屋のホストにメールで連絡が届きます。
ホストは、予約したゲストの情報を確認して、「承認」か「非承認」を選択します。
ホストが予約を承認すると「Airbnb」からゲストの方に、宿泊OKの連絡が届きます。
宿泊を承認したら、ゲストの方にメールで簡単な挨拶をしておきましょう。
報酬発生
宿泊料金は、ホストが宿泊予約を承認すれば、24時間以内にAirbnbからホストに振り込まれます。
ゲストが宿泊したら、お互いを評価してサービス終了です。
貸し出す部屋は、ちょっとアレンジして綺麗にするだけでも人気の物件になります。
常備する設備や朝食などのサービスを充実させれば、多くの宿泊客の予約に繋がりやすくなります。
誠実な対応を心がけよう
宿泊客を増やすには、立地条件や部屋の状態、宿泊料金なども重要ですが、ホストの対応やおもてなしも大切です。
予約の段階ではメールのやりとりがとても重要になりますが、宿泊中のゲストに対する気配りも大切です。
Airbnbには、部屋を利用したゲストが投稿した部屋の『レビュー』が掲載されています。
ホストの対応が悪かったりすると、評価が低いレビューが投稿されてしまいます。
評価が低いとお客が減少してしまうので、星5つもらえるように良い対応を心がけましょう。
ホストの責任について
部屋を貸すホストの副業は、ただ部屋を貸すだけではありません。
ゲストが病気や怪我をした場合の措置、タバコによる火災、お客のプライバシー、駐車の決まりごと、ペットや騒音などの問題。
ホストには、次のようにゲストの方が安全に部屋を利用して、近所にも迷惑がかからないようにする責任があります。
緊急時の対応
ゲストが病気や怪我をした場合に備えて救急箱を用意し、近くの病院もしっかり把握しておくこと。
火災や何かのトラブルがあった場合に備えて、地元の消防や警察の情報、緊急時の連絡先などもしっかり調べておきましょう。
部屋の安全確認
冬に利用するヒーターの安全性を確認したり、部屋の中に危険な場所や物はないかをチェックします。
また、貴重品などがあれば別の場所に移したり、施錠をしっかりするようにしましょう。
周りの迷惑を考えよう
喫煙や駐車、騒音などに対しては近所に迷惑がかかるので、事前にゲストにルールを説明しておきます。
その他、その地域や建物自体にルールがあれば、トラブルになる前にしっかり説明することが必要です。
Airbnbの記事まとめ
Airbnbは、宿泊する部屋を格安料金で利用できる人気サイトです。
部屋を貸すホストとして利用すれば、個人の方でも簡単に収入を得ることができます。
しかし、ゲストによっては、部屋を汚くされたり、部屋の物がなくなるようなトラブルの報告も多いです。
ホスト側も、写真と違って汚い部屋だったり、あるものがなかったりするホストもいます。
Airbnbは、部屋を安く利用できる反面、上記のように様々なデメリットもあります。
メリットとデメリットをしっかり理解すれば、個人の方でもトラブルもなく利用できると思います。
Airbnbの基本情報
運営開始 | 登録料 | 掲載部屋数 |
2008年 | 無料 | 600万以上 |
利用条件 | 手数料 | アプリ |
身分証提示 | 3~12% | あり |
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