UberEats(ウーバーイーツ)は、2014年にアメリカで開始されたフードデリバリーサービスです。
レストランの料理を気軽にデリバリー出来るとあって、日本でも利用者が急増しています。
UberEatsは、WEB登録だけで配達員になれるため、お金が欲しい学生などに多く利用されている人気のアルバイトです。
UberEatsのサービスについて
UberEats(ウーバーイーツ)は、アメリカのカルフォルニア州に拠点を置く『ウーバーテクノロジー社』が運営しているサービスです。
現在では世界60か国、700都市以上でサービスを展開しており、日本には2016年9月に上陸しています。
日本では東京23区からサービスを開始しましたが、2020年8月時点で、全国26都道府県130都市以上で利用できるまでに拡大しています。
UberEatsのお仕事は
UberEatsは、WEB登録して近くの会場で説明を受ければすぐにお仕事を始められます。
面接などもなく、30分くらい説明を受けて、UberEatsの配達バックを貰えば終了です。
あとはアプリで待機すれば注文が入るので、レストランで料理を受け取って注文者の元に届ければ報酬が貰えます。
UberEatsは、自転車があればお仕事できるので、学生のアルバイトに最適です。
コロナの影響で会場は閉鎖中
コロナの影響で、今は全ての会場が閉鎖されていますが、WEB登録すれば仕事はできます。
WEB登録して、UberEats配送バックを自費で購入(Amazonで4,000円くらいで購入できる)すればお仕事を始められます。
なお、UberEATSでは、配送バックは指定されていませんが、配送用のバックを自分で探すのは大変です。
UberEatsの配送バックは、保温性に優れ、丈夫で軽量設計なので、これを利用したほうがトラブルも少ないと思います。
UberEATS配達員の特徴は
UberEatsのバイトは、配達のお仕事になるので地図が読めないと難しいです。また、アプリで操作するので、スマホの扱いも慣れている必要があります。
また、対象地域は全国26都道府県なので、対象外の地域にお住みの方は利用できません。
UberEATS配達員の特徴
- WEB登録だけで気軽に始められる
- 報酬は完全出来高制
- 自転車があればお仕事できる
- 地図が読めることが必要
- アプリの操作もできないと難しい
- 支払いは海外送金になる
報酬の支払いは、運営本社がアメリカにあるので、アメリカから海外送金により登録した銀行口座に振り込まれます。
そのため、 ”ネット銀行”や”ゆうちょ銀行”といった海外送金に対応していない銀行は利用できません。
支払いは、毎週水曜日で最低支払額もないので、1週間で稼いだ金額を毎週水曜日に受け取ることができます。
UberEATS配達員の報酬は
UberEATS配達員の報酬は、『基本報酬+インセンティブ-手数料』になります。
※)2019年12月の料金改定により、関東地域の基本料金が10%下がり、手数料も35%から10%に変更になっています。
基本報酬
基本報酬は、「①受取り報酬」+「②受渡し報酬」+「③距離報酬」で計算されます。
- 受取り報酬:レストランで料理を受け取った際に発生する報酬
- 受渡し報酬:料理をユーザーに届けた際に発生する報酬
- 距離報酬:配送距離1kmごとに設定された報酬
地域ごとの基本報酬は下記の通りになります。
地域ごとの基本報酬
配送地域 | 受取り | 受渡し | 距離 | 手数料 |
東京,千葉,埼玉 | 265円 | 125円 | 60円/km | 10% |
神奈川 | 250円 | 120円 | 60円/km | 10% |
上記以外の地域 | 215円 | 105円 | 60円/km | 10% |
インセンティブ報酬
インセンティブは、注文の多い時間帯に配送したり、指定された回数以上配送をすることで追加ボーナスが貰えるシステムです。
UberEatsのインセンティブには
- ブースト
- クエスト
- オンライン時間
- ピーク料金
の4種類があります。
ブースト
注文の多い時間帯や雨の日などに配送することで、基本報酬に一定の倍率がかかるシステムです。
ランチタイムやディナータイム、土日祝日といった注文が増える時間帯に配送すれば1.1~1.5倍のブーストがかかります。
特に雨の日などは配送する人が極端に足りなくなるので、お店によっては260円が700円とか1,000円といった感じで、ブースト率が高騰することもあります。
クエスト
クエストは、一定時間内に配送した回数により追加ボーナスが貰えるシステムです。
例えば「土曜日の18時~22時までに10回配送すると1,500円貰える」といった感じです。
最近は「5日~10日までに30回の配送で3,000円」といった数日間にわたるクエストも多くなっています。
オンライン時間
オンライン時間は、「アプリをオンラインにしていれば、注文がなくても最低報酬を支払う」といったシステムです。
例えば、オンライン時間のインセンティブが1時間で900円なら、オンラインにしていれば700円しか稼げなくても900円貰うことができます。
オンライン時間のインセンティブは、人を集めるためにサービスを開始したばかりの地域で実施されることが多いようです。
ピーク料金
ピーク料金は、注文が増加した地域に配送者を集めるために実施されるボーナスです。
追加で貰える報酬は、100円~300円程度が多くなっています。
注文が多い地域にいれば、ピーク料金が頻繁に発生するので通常地域よりたくさん稼ぐことができます。
※)最近はコロナの影響で参加者が急増していて、インセンティブが少なくなっています。
手数料
手数料で引かれる10%は基本料金にのみの適用です。インセンティブには適用されません。
獲得した基本報酬の10%が、インセンティブを足した配送報酬から差し引かれます。
「基本報酬」+「インセンティブ」-「基本報酬×10%(手数料)」が最終的に貰える報酬になります。
報酬の支払いについて
UberEatsで獲得した報酬は、毎週1回、水曜日に登録した銀行口座に送金してくれます。
最低支払額はありませんが、送金は海外からになるので、水曜日より1~2日程度振込みが遅れることが多いようです。
なお、振込みは海外送金なので、初回は銀行から『どういったお金なのか』という確認があると思います。
その時は普通に『UberEatsというフード配達員のバイト』と言えばOK です。
また、海外送金に対応していない”ゆうちょ銀行”や”ネット銀行”などは振込みができないので注意が必要です。
お仕事の始め方
UberEatsの配達員になるには、公式サイトの配達パートナーから『今すぐ登録する』をクリックします。
登録ページでは、配達に使う車両ごとに登録条件が表示されているので、必要書類をしっかり確認しておきましょう。
配達に自動車やバイクを利用する場合は、”免許証”や”ナンバープレート”のほか、車両の各種証明書画像が必要になります。
必要なもの
- 移動手段(自転車やバイクなど)
- 身分証画像(18歳以上を証明するために必要)
- 顔写真(別人が配送するような悪用を防ぐため)
- 車検証や保険証画像(自動車やバイクの場合)
なお、プロフィール写真に使われる”本人の顔写真”は、一度登録すると自分では変更できません。
変更するには、運営に問い合わせないといけないので、最初にしっかりした写真を登録しておきましょう。
また、写真は注文者のスマホに表示されるため、配送者本人の写真を登録しないと通報されるので注意しましょう。
必要事項を登録する
登録する内容は「名前」や「住所」「電話番号」「メルアド」「パスワード」などです。
必要事項を入力して『次へ』をクリックすると、”身分証画像”と”プロフィール写真”の登録画面に移ります。
必要画像をアップロードする
自転車で配送する場合は「身分証画像」と「本人の顔写真」だけ提出すればOKです。
18歳以上であることを証明する”身分証画像(免許証や学生証など)”と、本人であることを証明する”プロフィール写真”をアップロードして提出します。
自動車やバイクを利用する場合は、ナンバープレートや自動車保険証、車検証などの画像も提出します。
因みにプロフィール写真は、注文者した方のスマホの下のほうに小さく表示されます。
提出した画像を審査して問題がなければ登録完了です。アプリをインストールすればお仕事を開始できます。
プロフォール写真について
注文した方のスマホには、配達者の名前(下の名前のみ)と顔写真、今どこにいるか、の情報がリアルタイムに表示されます。
プロフィールに登録した顔写真が表示されるのは、UberEatsで注文した方のスマホのみです。
それ以外では写真は一切公開されません。
写真を表示させるのは、注文者を安心させることが目的なので、写真と全然違う別人が届けてくればすぐに通報されます。
不正が発覚すれば二度と使えなくなるので、他人の写真を使うようなことはしないほうが良いでしょう。
ウーバーイーツの口コミを紹介
ここでは、ウーバーイーツで働いている方の口コミを紹介します。
調べたのは「アプリのストア」や「5ch」「爆サイ」といった掲示板の口コミです。ストアや掲示板サイトから利用者や配達員の口コミを調べました。
利用者の口コミ
利用者の口コミは「AppStore」や「GooglePlay」のレビューにたくさん書かれています。
レビューを見ると「便利だけどミスが多い」といった口コミが大半を占めていました。配達員は教育された社員ではないので、配送や注文のミスが多いようです。
利用者の口コミで多い内容
- いつでも注文できて便利
- 配達員のレベルが低い
- 配送や注文のミスが多い
- ミスやバグでお金だけ取られた
- 運営の対応が悪い
また、ウーバーイーツは、注文しても配達員が見つからないと配送されないので、地方では1時間以上待たされることもあるようです。
「いつまで経っても来ないからキャンセルしたのにキャンセル料を取られた」といった不満も書かれていました。
ほかにも「注文したのに注文履歴が消えてお金だけ取られた」とか「キャンセルしたのに料金が引かれた」といった苦情もたくさん書かれています。
最近は、”交通違反”といった配達員のモラルも問題視されているので、イメージ的には「便利だけどサービスの質が悪い」といった感じになっています。
配送者の口コミ
配送者の口コミには「今月は30万稼げた」とか「慣れたら時給1,200円は簡単」といった”稼げる”という口コミが多いです。
ただ地方になると、注文数はかなり減るので、逆に「注文が全然鳴らない」といった口コミも多くなっています。
配送者の口コミで多い内容
- スキマ時間に稼げるから便利
- 慣れると普通のバイトより稼げる
- 東京や関西以外は注文が少ない
- たまに怖い客やクレーマーがいる
また、たまにですが「クレームばかり言ってくる客」や、「理不尽にBADの評価を付けてくる客」などもいるようです。
そういった客は100人に1人といった少ない数ですが、中にはかなり怖い客もいるようなので、変な客に当たると嫌な思いをするかもしれません。
UberEatsのお仕事まとめ
UberEatsは、自転車だけで気軽にお仕事ができる人気のアルバイトです。
最近では、コロナの影響でバイトが出来なくなった学生の方がたくさん参加しています。
参加者が急増しているため以前よりは稼ぎにくくなっていますが、料理を届けるだけなので地図さえ読めればお仕事ができます。
登録もWEB登録だけで面接の必要もないので、誰でも気軽に始めることができます。
なお、配送で利用するバックは、自費で4,000円くらいかかるので、初期費用がかかるのが難点かもしれません。
UberEatsの基本情報
応募年齢 | 固定報酬 | 走行報酬 |
18歳以上 | 320~390円 | 60円/km |
対象地域 | 面接や履歴書 | 手数料 |
26都道府県 | 必要なし | 基本報酬×10% |