クレジットカードや電子マネーは、その使い勝手やから、最近では当たり前のように使われています。
しかし、クレジットカードや電子マネーについてあまりよく知らない方もいるかと思います。
ここでは、クレジットやポイントカード、電子マネーについてその便利な使い方や効率的なポイントの貯め方などについて紹介していきます。
クレジットカードや電子マネーをあまり利用していない方、是非その便利な使い方、効率的なポイントの貯め方などを知って、お得なカード生活を送ってください。
クレジットや電子マネーのお得な活用術
現在では、クレジットカードやポイントカード、電子マネーなどを利用してポイントを効率良く稼ぐ方がたくさん出てきました。
ポイントが簡単に管理できるサイト「ポイ探」の資産ランキングでは、”150万円以上”のポイントを保有している方が20人以上います。
ポイントはたとえ利用金額が少なくても、効率的に貯めることで、毎年5万円以上のポイントは誰でも貯めることができます。
大事なことは、意識して効率的に貯める方法を実践することです。
ポイントは、現金払いでは、貯めることはできません。”必ずカードや電子マネーを利用する”ようにします。
「ポイ探」のポイント保有ランキング↓
さらに、付与されるポイントも、特定のカードを利用しないとポイントが付かなかったり、もらえるポイントが少なかったりします。
そのため、どのカードを使えばたくさんポイントが貯まるかを知っておいたほうが良いです。
効率よくポイントを貯めるには
ポイントをたくさん貯める方法として、そのお店のポイントカード提示して、別のクレジットカードを使うというやり方があります。
例えば、コンビニで買い物をするときに、コンビニのポイントカードを提示して、別のクレジットカードで支払いをすることで、両方のポイントを貯めることができるということです。
さらに、電子マネーの利用やネットでのポイントサイトを経由などの応用で、3倍、4倍のポイントを貯めることができるようになります。
百貨店でポイントカードを提示してポイントをもらい、電子マネーで支払ってポイントをもらう。
さらに、電子マネーでチャージしてそのポイントももらうといった具合です。
ネットショッピングならポイントサイトを経由などで、4重のポイントをもらうこともできます。
ポイント還元率について
クレジットカードのポイント還元率は、0.5~1%程度が主流です。多くのクレジットカードでは、1,000円の利用金額で1ポイントが貯まります。
これが1,000ポイント貯まると5,000円分のギフトカードと交換できるというのが定番です。
この場合、1,000円の利用で1ポイントが付き、1,000ポイントで5,000円分の商品券との交換なので、ポイント還元率は0.5%になります。
しかし、クレジットカードの中には、”1%以上のポイント還元率のカード”もたくさんあります。
また、特定のお店でのみ還元率が高いカードなども魅力です。
例えば、家電量飯店や百貨店系のクレジットカードでそのお店を利用する場合のみ購入金額の5%還元とか。
ガソリンスタンド系のカードならガソリンの給油1リットルあたり2円引き、などです。
頻繁に利用するお店なら持っていればかなりお得になります。特定のお店のみポイントが付くカードは、還元率が高いのはとても魅力があります。
しかし、いちいちそのお店ごとにカードを利用しなければならないので、所持するカードの数や手間を考えると現実的ではありません。
こういったカードは、頻繁に利用するお店のカードだけにします。メインのカードは「どこで使ってもポイント還元率が高いカード」を選ぶことが大切です。
メインのクレジットカード選び
メインのクレジットカード選ぶには、まず、欲しいポイントを決めることが大切です。
ネットショッピングをよく利用する方なら例えば、楽天のスーパーポイントとか。旅行によく行くという方ならマイルが貯まるクレジットカードなどです。
いろんな種類のクレジットカードをもって、いろんなポイントを貯めてもあまり効率的ではありません。
メインは「欲しいポイントが確実に貯まり」「どこで使ってもポイント還元率が高い(1%以上)」カードを選ぶのが理想です。
これに、年会費が無料とか補償サービスが付くなどの特典を考慮して選びます。
次に、よく利用するお店や旅行保険やロードサービスなど付くカードなど、自分の生活でお得になるカードをサブカードとして選びます。
サブカードの利用は、メインカードに比べて多くないので、年会費などはできるだけ少ないあるいは無料のものを選んだ方がいいと思います。
こういったカードもうまく使えば、ポイントと同時に保険料の節約やガソリン代の節約、割引など2重、3重のお得なカードになっていきます。
カードの種類とお得な選び方
クレジットカードやポイントカードには、様々な種類のカードがあります。
旅行(航空)系、ネットショッピング系、カーライフ系、携帯電話、コンビニ系など。
カードは持っいるだけでは意味がないので、利用する回数が多いジャンルのカードを選んで持っていればいいと思います。
例えば、車をよく使う方ならロードサービスが付帯しているクレジットカードを、旅行によく行く方なら航空系のクレジットカードを、ローソンをよく利用する方ならローソンのポイントカードをといった感じ。
また、同じジャンルのカードを何枚も持っていてもあまり効率的ではありません。
よく利用するお店やサービスなどに絞ることで、少ない枚数のクレジット・ポイントカードでもしっかりポイントを貯めることができます。
クレジットカードの種類について
クレジットカードやポイントカードは、様々な種類がありますが、付帯するサービスや特典(ポイント)などによって次のようなものがあります。
この中から、自分の生活環境などから必要なサービス、お得な特典のあるカードを選べばいいと思います。
百貨店のでの買い物がお得になるカード
【代表カード】:マツザカヤカード、クラブ・オン・カード、タカシマヤ、伊勢丹カード
【対象店舗】:高島屋、伊勢丹、松坂屋、そごうなど
【特典】:買い物が2~10%割引、利用金額の5~10%をポイント還元など
【年会費】:無料~2,100円
【ポイント還元率】:一般加盟店で0.5%
スーパーでの買い物がお得になるカード
【代表カード】:アイワイカード、AEONカード、OMCカードなど
【対象店舗】:ジャスコ、イトーヨーカドー、ダイエーなど
【特典】:毎月5・15・25日にポイント2倍、毎月第2・第4日曜に5%割引など
【年会費】:無料~1.050円
【ポイント還元率】:一般加盟店で0.5%
ガソリンの給油で割引されるカード
【代表カード】:ENEOSカード、出光カード、JOMOカードなど
【対象店舗】:ENEOS、出光、JOMOのスタンド
【特典】:ガソリン・軽油で2円/1リットル引き、利用金額の数%をポイント還元
【年会費】:無料~
【ポイント還元率】:一般加盟店で0.5~0.75%
特定の店舗での駐車場利用料金が無料になるカード
【代表カード】:ゴールドカード《セゾン》、タカシマヤ《ゴールド》、丸の内カードなど
【対象店舗】:西武百貨店、高島者、丸の内の各駐車場
【特典】:駐車場の利用が無料(1~数時間)
【年会費】:無料~10,500円
ロードサービスが付くカード
【代表カード】:ENEOSカード、E-NEXCOカードなど
【対象店舗】:ENEOS、出光、JOMOのスタンド
【ロードサービス】:路上修理、レッカーサービス、バッテリー上がり、ガス欠など
【特典】:ガソリン割引、ポイント還元など
【年会費】:年1回以上の利用で無料
海外旅行障害保険が付帯するカード
【代表カード】:NICOSカード、ENEOSカード、Sonyカード、楽天カードなど
【障害保険】:障害死亡、障害治療、疾病治療、賠償責任など
【補償金額】:~2,000万円
【年会費】:無料あるいは年1回の利用で無料
一般加盟店でのポイント還元率が1%以上
【代表カード】:楽天・ヤフーカード、AU・ドコモカード、JAL・ANAカードなど
【ポイント還元率】:一般加盟店で1~2%
【年会費】:無料~8,400円
キャッシュカード一体型クレジットカード
【代表カード】:三菱東京UFJーVISA、みずほマイレージクラブ、SMBCカード
【特典】ATM時間外手数料無料、振込み手数料無料など
【年会費】:無料
【ポイント還元率】:一般加盟店で0.5~0.65%
この中から、一般加盟店のどこで使ってもポイント還元率が1%以上のクレジットカードをメインカードにします。
ロードサービスやガソリン、買い物などがお得になるカードをサブカードに複数持つことで、お得なカード生活を送ることができます。
クレジットカードの付帯サービスについて
カード利用によるポイント還元以外にも、クレジットカードによる特定の付帯サービスを利用すれば、かなりの節約・お得になります。
ここでは、それぞれ利用する場面が多いクレジットカードの付帯サービスについて紹介しています。
ロードサービス
車を利用する方なら必ずメリットがあるサービスです。
JAFに入会すると入会金2,000円にプラス年会費4,000円がかかりますが、クレジットカードなら年会費無料で十分なロードサービスがつきます。
特に「ENEOSカード」や「E-NEXCOカード」カードなら年1回の利用で年会費が無料になり、JAF同様のロードサービスを受けることができます。
「ENEOSカード」ならさらにガソリンもお得になるので、とてもお勧めです。
駐車場無料サービス
百貨店やデパートなどが会員向けに駐車場の利用を無料にするサービスが一般的です。
年会費がかかる場合は、駐車場にかかる料金と年会費などを比較したほうがいいです。
年会費が無料で、駐車場をよく利用するのならカードを持つメリットは大きいです。
海外旅行障害保険
海外に旅行などによく行く方にオススメなサービスです。
複数のクレジットカードを組み合わせて、補償額を大きくすれば”保険料の節約”にもなります。
ただ、クレジットカードの付帯保険だけだと不安という方や補償金額が足りない場合などは、お金を払って別の保険に入ることが望ましいと思います。
百貨店・スーパーでの買い物が割引になるカード
主婦の方など多くの方が所持しているカードです。
よく行くスーパーや百貨店などは、その店舗のカードを持っていた方が断然お得になります。
年会費が多少かかっても、頻繁に行くお店ならポイント還元率や割引額が高いカードを選んだ方がぜんぜんお得になります。
キャッシュカード一体型カード
ATM時間外手数料や振込み手数料などが無料になるサービスが一般的です。
仕事で時間外での利用が多い方などにはオススメのカードです。
その他にもバスや電車、新幹線などの利用でお得になるカードや空港ラウンジの利用が無料になるなどいろいろなタイプのサービスがあります。
ただ、クレジットカード中には、付帯サービスに対して条件が付く場合もあるので注意が必要です。
「月にカードに1回以上の利用」とか、キャッシュ一体型なら「預金残高が10万円以上」など。
効率よくポイントを貯めるには
ポイントをうまく貯めるには、「ポイントが貯まる方法を意識して実行すること」が大切です。
ただ買い物をしているだけでは、なかなかポイントは貯まりません。「クレジットカードや電子マネーの利用」とか「通販サイトやポイントサイト」など。
効率的なポイントの稼ぎ方、ポイントが貯まる方法を意識して実行することが大切です。
また、いろいろなポイントをただ貯めていてもうまく使うことはできません。
いろいろなサービスを組み合わせることで効率よくポイントを稼ぎ、効率よくポイントを利用することができるようになります。
ここでは、ポイントを効率よく貯める方法や、ポイントをまとめて効率よく使う方法について紹介しています。
2重、3重のポイントを獲得する
ポイントカードの場合は、ポイント対象のお店でポイントカードを提示すればポイントがもらえます。
また、クレジットカードならクレジットカードを利用することでポイントがもらえます。
さらに、電子マネーなら、チャージ(入金)と電子マネーの利用時の2回でポイントがもらえます。
チャージの場合は、ポイントが付く指定のクレジットカードで入金します。
その他、ネットショッピングをする場合に、ポイントサイトを経由すれば、ポイントサイトと通販サイトの両方のポイントが獲得できます。
ポイントサービスをうまく組み合わせよう
例えば、ポイントサイトの”Gポイント”経由で通販サイトの”楽天”でショッピングするなど。
これにより「Gポイント」と「楽天のスーパーポイント」の両方のポイントがもらえます。
ポイントカード、クレジットカード、電子マネー、通販サイト、ポイントサイト、これらをうまく組み合わせる。
そうすることで、通常の3倍、4倍のポイントを獲得することができるようになります。
さらには、サイトで開催されている期間限定の”ポイント増量キャンペーン”などを利用すれば、さらに効率的にポイントを稼げます。
ネットオークションもポイントサイトを経由で2重、3重のポイントが貰えます↓
ポイントを2重、3重に獲得する一例
例えば、ローソンで買い物をするときに、ローソンカードを提示して、クレジットカードを買い物する。
ローソンポイントとクレジットカードによるポイントの両方のポイント(2重のポイント)がもらえます。
ポイントカードと電子マネー
電子マネーは、チャージ(入金)と利用時にポイントがもらえます。
そこで、ポイントカードを提示して、電子マネーで買い物をし、クレジットカードでチャージすれば、3重のポイントが獲得できます。
※電子マネーは、おサイフケータイなどでよく見られる簡単でとても便利な決済方法です。
ポイントサイトと通販サイトを利用
ポイントサイトを経由して通販サイトで買い物をして、電子マネーで支払いをする。
ポイントサイトのポイントと通販サイトのポイント、電子マネーのポイント、チャージでのポイントの4重のポイントが獲得できます。
さらに、通販サイトならポイント増量キャンペーンなどが随時開催されています。
うまく利用すれば5倍以上のポイントを貯めることも可能です。
組み合わせによっては、さらにポイントがもらえる方法があるかもしれません。
クレジットカードや電子マネー、通販サイトやポイントサイト、これらをうまく利用できればとてもお得になります。
貯めたポイントを1つにまとめよう!
貯めたポイントを現金や商品券などの特典に交換するには、交換するための最低ラインをクリアする必要があります。
例えば、1,000ポイントから交換可能とか、3,000ポイントから振込み可能とか、交換するための最低ラインです。
いろいろなお店やサイトのポイントをたくさん持っていても、交換可能ポイントに達していなければ商品に交換できません。
ポイントの移行
そこで、重宝するのが「ポイント交換(移行)サービス」です。
ポイント交換サービスは、いろいろなポイントを目的のポイントにまとめることができるサービスです。
このサービスを利用すれば、ポイントを1つにまとめることで、貯めたポイントを効率的に使うことができるようになります。
ポイント交換サービスは、持っているポイントの会社(お店やサイト)が提携している別の会社(お店やサイト)にしか交換することはできません。
交換できるポイント先が限られているので、ポイントを貯めるときには「そのポイントが自分の欲しいポイントに交換できるか」ということを確認することも大切です。
ポイント交換(移行)例
例えば、ネットショッピングをよく利用する方なら、いろいろなところで貯めたポイントを楽天のスーパーポイントに移行すれば、効率よくネットショッピングを楽しむことができます。
また、旅行が好きという方なら、ANAやJALのマイレージに移行することで、安くあるいは無料で旅行することができるようになります。
交換レートや交換手数料
ポイント交換には、交換レートがあり、交換には手数料がかかる場合があります。
交換レートや手数料は、交換する会社・サイトによって異なるので、ポイントの交換をする場合は注意が必要です。
ポイント交換時は、交換レートはできるだけ”等価レート”で、交換手数料は”無料”のところを選ぶようにしましょう。
また、「ポイント交換キャンペーン」などでポイント交換によってポイントが増える場合もあります。
※楽天のスーパーポイントは、ポイントをローソンポイントに交換すると20%UPで交換できます。
ポイント交換(移行)サービスをうまく利用しよう
ポイント交換は、ポイントを効率的に利用するためには必須のサービスです。
いろいろなポイントを持っていても、使えなければ意味がありません。
また、ポイントには1年とか2年などの”有効期限”がある場合も多いです。
期限が切れてポイントが失効してしまっては貯めたポイントが無駄になってしまします。
「貯めたポイントがどのポイントに移行できるか」ということもお得なポイント生活をする上で重要な要素になります。