近年急増しているお年寄りの孤独死、13年連続で3万人を超えている自殺者数・・・。
こうした事故物件のクリーニングを専門的に扱う業者で募集されるのが「特殊清掃」のアルバイトです。
特殊清掃のアルバイトについて
特殊清掃のバイトは、以前まではやる人が少なく、環境も劣悪なため報酬も高額なのが一般的でした。
2008年頃までは、特殊清掃のバイトだけで月に50~80万くらい稼げたようです。
しかし、孤独死をする方の増加に伴い、参入する企業が増えて、今ではわりと一般的なお仕事になっています。
給料も以前ほど高額ではなく、30代の正社員でも月収30~40万くらいと少し高いくらいです。
アルバイトの場合は、時給1,100円~1,300円くらいです。
特殊清掃には「事故物件のクリーニング」のほか、「ゴミ屋敷の清掃」などもあります。
特殊な物件を清掃するお仕事全般を「特殊清掃」と言います。
特殊清掃でキツイのは
特殊清掃のお仕事で特にきついのが『ニオイ』の問題です。
風呂に入ってもすぐには取れないくらいの悪臭の中、何時間も作業しなければいけません。
また、そのような事故現場で働くための『心』の問題もあります。
ストレスをある程度コントロールできる方でないと、なかなか出来る仕事ではありません。
ニオイに対しては、防護服を着て作業するので以前ほど問題ではなくなりました。
遺体には大量のウジが沸くので、そいったことに対する耐性も必要です。
安易な気持ちで仕事をすると、後で精神的な後遺症に苦しむ危険もあります。
特殊清掃の求人は
特殊清掃のバイトを探すなら、あらゆる特殊なお仕事を請け負う業者、いわゆる「便利屋」や「何でも屋」がオススメです。
「何でも屋」には、清掃業務・代行業務・探偵業務・夜逃げの手伝いまで、様々な特殊なお仕事があります。
特に、特殊清掃のようなお仕事は、『何でもやる』という方でないとできる仕事ではありません。
まずは「便利屋・何でも屋」のバイトから始めるほうが良いでしょう。
なお、「便利屋・何でも屋」については、ネットで「便利屋」「何でも屋」で検索すればすぐに見つけることができます。
近年「便利屋・何でも屋」に、特殊清掃のお仕事の依頼が急増しているようです。
今は以前より一般的なバイトになっているので、普通の求人サイトでもかなりの求人があります。
特殊清掃の記事まとめ
特殊清掃のバイトは、仕事に慣れるのも大変なので、最初は特にきつく感じるかも知れません。
ちなみに、特殊清掃の仕事には、事故物件のほか「ゴミ屋敷の清掃」などもあります。
いきなり事故物件の仕事をするのは大変なので、まずは「ゴミ屋敷の清掃」などの仕事から慣れていくのが良いと思います。
特殊清掃の探し方
事故物件クリーニングの求人項目には、「遺品整理」「現場清掃」などと書かれていることが多いです。
これらを目印に業者に問い合わせるとお仕事が見つかるかと思います。
給料もかなり安くなっていますが、仕事も簡単になっているので、今では女性でお仕事している方も増えています。