株式投資TOP板情報からわかること
板とは、銘柄ごとに現在いくらで何枚の「買い注文」と「売り注文」が出ているかを表した「株価情報」のことです。

中長期スタンスの株取引ではあまり意識する必要はありませんが、デイ・スイングトレードで勝つには板情報を読みこなすのは絶対条件です。

板情報の見方について

下図の例で言うと、320円前後に売り手と買い手の攻防ラインとなっています。320円なら売っていいという売り手と319円なら買っていいという買い手が同時に存在しているということです。

例えばここで、買い手の中に320円でも買っていいという人が買い注文を出すとその場で約定し、最新株価は320円と表示されます。約定した分だけ、320円の左側の株数が板から消えます。

320円で売りに出されている株数が全て買われたら、次は321円で出ている株が買われることになるのです。このようにして株価が上がっていきます。

逆に株価が下落している場合はこれがまったく反対になります。板に出ている買い注文に売り注文がぶつかり買い注文の株がどんどん消えていき、株価が下がっていくのです。





デイ・スイングトレードで板情報が欠かせないのは、買い手と売り手のそれぞれの勢いが手に取るようにわかるからです。つまり、他の投資家の動きをリアルタイムで見ることができるということで、慣れてくれば彼らの心理状態までも板から読み取ることが出来るようになります。

また、ほとんどのデイトレーダーがこの板情報を見ながら動いていて、板を見ないでデイトレードをするのは無謀と言えます。

板情報からわかること

売り注文より買い注文の方が多い場合は、「買い板が厚い」といい、その後株価が上昇しやすく、逆に売り注文のほうが多い場合は「売り板が厚い」と言って、その後は株価が下落しやすいのです。

ですから、買い、売りそれぞれの注文数を一目見ただけで、その時の流れがどちらに向かっているかがわかるということです。

しかし、あるタイミングから突然、板のムードが激減することもよくあります。一見売り板が相当厚いように思えても、あっという間に大量の売り注文が消えていくような場合です。上昇エネルギーがある銘柄ならそのまま株価は上昇していきます。

こうした現象が起きた場合は、何らかの大きなエネルギーが働いているはずで、このような強いエネルギーを発見したらとりあえず乗っておくのが基本です。

1日の中で確実に利益を取るには、板の動きを読み取ることに早く慣れ、板を見ただけで条件反射的にアクションをとれるようになるのが理想です。実際のデイトレーダーの中には、この板情報だけで売買をしている人も多いのです。