株式投資TOP株の基礎知識について/株式投資入門編
株は企業が資金を集めるために発行する有価証券の事です。企業の事業経営には多額の資金が必要ですが、それを全部自己資本だけで経営していくのは難しいので、株式証券を発行して資金調達をおこないます。株による資金調達なら利息を払う必要も返済する必要もないのです。

例えば、銀行でお金を借りればいつかは返済しなくてはいけませんし、利息も払わなくてはいけません。しかし、株は借金をしているわけではないので一切お金を払う必要がないのです。

誰でも株主になれるのか

20歳以上の方でしたら、一定の株を買えば誰でも株主になることができます。株主には大きく分けて次の3つの権利があり、これを株主の三大権利といいます。

①議決権
 株主総会に出て議決権を行使できる。

②配当請求権
 保有する株券に応じて配当を受け取れる。

③残余財産分配請求権
 万一、企業が倒産した場合でも残った財産の分配を受けられる。

以上の3つですが、通常株主になることでの得られる利益には配当金株価の値上がりによる利益の2つです。

株価は日々変動しますので、安く買って高く売ればその差額だけ利益になります。また、配当は企業に多くの利益があれば、その利益が配当として投資家分配されます。

配当金の高い企業では年数%もらえるところもありますが、投資金額が少ない場合は安く買って高く売るやり方が基本となります。

株をやるにはどのくらいの予算があればいいの?

株価と売買単位にもよりますが、極端に言えば5万円くらいからでも売買はできます。しかし、普通に株取引をするには最低30万円くらいあれば良いと思います。

余裕があれば50~100万円くらいあれば複数の株を買えるので分散投資することができます。

分散投資は銘柄を分けることでリスクを少なくでき、そのときの相場の流れで、上昇しやすいものから売って利益を確保することができます。

株の投資は多くても資産の3~5割程度が良いと思われます。あまり大きく投資しすぎると、余裕がなくなり冷静に判断して取引をおこなうことができなくなるからです。

株式投資である程度利益がとれるようになってきたら資金を徐々に増やしていくほうが安全と思われます。

株価はなぜ変動するの?

株値は買いたい人の株数が売りたい人の株数より少なければ上がります。逆に買いたい人の株数が売りたい人の株数より多ければ下がります。

買いたい人の数が多い場合には、株価はどんどん高くなって売ってもいい人がでてきた時点で値段が決定し売買が成立する、すなわち株価が決まります。

このように株価は「買い」が「売り」より多くなれば上がり、逆に「売り」が「買い」より多くなれば下がるのです。

株価はいつ変動するの?

株価は企業の将来の見通しが変わるときに動きます。業績の上方修正、下方修正、企業提携、子会社化、その他予期しない良いニュース、悪いニュース等です。

売り上げが大きく伸びると思われる新製品、新技術の発表などはそのニュースが流れただけで株価が上がります。

ただし、業績が発表されて、企業利益が拡大しても、予想より少なかったり、今後のプラス材料が出尽くしたと見られたりすると逆に株価は下落することもあります。

また、2年、3年という長期間で株式投資を考えると企業経営も重要になります。そういった情報は企業のホームページなどに中長期経営計画を掲載していたりするので投資するときに参考になると思います。

株にかかる税金は

株の税金は、売却する時に利益が発生した場合と配当金を受け取った場合にかかってきます。

現在の株にかかる税金は、得られた利益の10%となっています。年100万円の利益があるときは、10万円を税金として支払うことになります。

証券会社に口座を開設する際、税金の収め方によって一般口座特定口座かの選択をします。

一般口座と特定口座の違いは次の通りです。

【一般口座】
 自分で譲渡損益や税額を計算して確定申告をおこないます。取引回数が多いと大変です。

【特定口座】
 証券会社が代わって株式の取得日や取得費を管理し、源泉徴収で所得税を納付したり、確定申告に必要な年間取引報告書をの作成を代行してくれます。